ABOUT

1985年ロサンゼルス生まれ、東京育ち。東京を拠点に国内外で活動。
身体性をもつ表現を軸に、ミニマルな点や線を起点とし、絵画、壁画、インスタレーション、ライブペインティング、オーディオビジュアル表現、デザインなど多様な形式へと展開している。ストリートダンサーとして培った身体感覚が、線のリズムや重なりとして画面や空間に現れる。点や線は原始的なモチーフであり、普遍性を持つ。意味が固定されていない最小の形態であるからこそ、あらゆる文脈へと開かれ、何にでもなり得る可能性を内包している。

制作の軸にあるのは「狭間」である。対立するもののどちらかに収まるのではなく、そのあいだに立つ視点。ロサンゼルスと東京という複数の文化のあいだで育ち、さらにASD/ADHDの特性を持つ自身は、集団や制度の中で自然に同調しきれない感覚を抱えてきた。その経験は傷を残しながらも、構造を外側から見る視点を形づくった。

慶應義塾大学卒業後、電通に勤務。2011年の東日本大震災を契機に生き方を問い直し、ニューヨークへ移る。Parsons School of Designでグラフィックデザインを学び、ストリートダンサーとして活動する傍ら、ブロードウェイ・ミュージカルの制作に携わった。同時にブルックリンでアパレルレーベル「BSWK」を立ち上げる。制度化された商業空間とストリートという両極に身を置いた経験が、現在の制作姿勢を支えている。

帰国後は壁画を中心に企業とアーティストをつなぐアートエージェンシーTokyoDexに所属し、公共・商業空間でのプロジェクトに関わったのち独立。近年はCaption by Hyatt Kabutocho Tokyo、POD Hotel Brooklynでの壁画制作をはじめ、小学校での共同制作、被災地でのアートプロジェクト、櫻坂46および乃木坂46のメンバーによる大型アート制作の指導、CHUMSとの協働など、領域を横断しながら社会と接続する実践を行っている。